国内女子下部&台湾女子ツアー共催◇CTBCレディスオープン 2日目(10日)◇オリエントG&CC(台湾)◇6507yd(パー72)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と台湾女子プロゴルフ協会(TLPGA)が共催する特別競技で、20位から出た高野あかりが1イーグル5バーディ「65」でプレーし、通算2アンダーの首位に立った。地元・台湾のチャン・チンリンが並ぶ。

28歳の高野は2023年「佐嘉窓乃梅カップ」以来となる下部2勝目を目指し、最終日に臨む。

日本ツアーのレギュラーと下部でそれぞれ1勝のサイ・ペイイン(台湾)が通算3オーバー8位。権藤可恋、下川めぐみ、小林由枝が通算4オーバー9位につけた。

森岡紋加は「76」とスコアを落とし、初日の日本勢最上位の5位から通算5オーバー12位に後退した。
JLPGAステップ・アップ・ツアー2024シーズン第4戦『CTBCレディスオープン』(賞金総額3,000万円、優勝賞金540万円)大会第2日が5月10日、台湾・桃園市、Orient Golf and Country Club(6,507ヤード/パー72)で行われた。この日も選手に厳しいコンデイションながら、プロ2年目の高野あかりが快進撃を展開。1イーグル、5バーディーの65をマークし、チャンチンリンとともに、通算2アンダーで首位に立った。1打差の1アンダー、3位タイはホウユーチャン、P.Kコンクラファン、チャンツーイーのTLPGA勢がつけている。
(天候:晴れ時々曇り 気温:28.0℃ 風速:2.2m/s)

高野 あかり(1位タイ:-2)
 「65ストロークは自己ベストを1打更新です。きょうは、すべてがデキすぎでしょう。怖いぐらいです。でも、きのう失敗したマネジメントを繰り返さないように、と心がけたことが良かった。あすは、最終日、最終組。おそらく、緊張するでしょうね。きょうのようなことはおそらくありません。ただ、簡単にバーディーをとれるホールは少ない。悔いを残さないように集中します」


チャン チンリン(1位タイ:-2)※TLPGAツアーメンバー
 「元々、緊張しい。前半、ナーバスになりすぎていたと思う。ただ、10番のバーディーをきっかけに気持ちが楽になった。4連続バーディーが来たときは、とても興奮した。おかげで、本当に楽しいラウンドだったと思います。最終日、優勝争いは久しぶりだけど、JLPGAツアーの選手と、いい戦いができればさらにうれしい。あすは、いつも以上に攻めていく」


チャン ツーイー(3位タイ:-1)※TLPGAツアーメンバー
 「今年、USLPGAの下部ツアーを主戦場にしている。前週まで2連戦。ちょっと時差ボケがあって後半、集中力が途切れてしまった。また、かなり疲れが…。でも、優勝すれば日本の最終プロテスト受験資格が得られるそうです。私の将来のため最終日は、必死にプレーしましょう」

権藤 可恋(9位タイ:+4)
 「きのう、スコアがいまひとつ。ラウンド後、パッティングを重点的に練習した。きょうは、その効果があったように思います。試合前、観光をして台湾を満喫できたことも貴重な経験。好スコアを出すためには、バーディーチャンスをどのぐらいつくれるか、でしょう。頑張ります」